2013年5月22日水曜日

ポジション

人は生きて行く為には、自分なりのポジション(立ち位置)が必要となります。
一番確立されたポジションは「母」というポジションでしょう。
なぜなら、私たちは、「母」なしに存在しえないからです。たとえ、どんなに小さな虫たちでも、
そう思えば、「母親」のポジションなんて、ことさら大げさにするものではないのかも知れません。
息子の結婚式でもらったテディベア
でも、やはり、「母」に課せられた様々な精神的、物理的な作業は大仕事です。その時はもう必死です。
そんな時、ふと思うのです。小さな虫でも、その辺ののら猫でも、「母」がいる。そう受け流してしまえば、少しは気が楽になるのでは?
社会が期待する母親像は、良妻賢母、やさしくて、おだやかで、何事にもにこにこしている。
でも、現実の生活の中で、「母」は、決してそんな100点満点の「母」であることは、ほとんど不可能に近いでしょう(歴史小説の中にはたくさん出てきますが、(笑))。
なぜなら、「母」は考えたり、学んだりして何とかなるものではなく、持って生まれた、性格と、どんな家庭で育てられたかによって大方が決まってしまいます。「母」は「母」から受け継ぐものが大半だからです。
一番大切なのは、子供の成長と共に「母」も成長するかどうかでしょう。
ジタバタしても、地団駄踏んでも、「母」は一人のうすっぺらい人間でしかない。
だから、そう肩を張らずに、気楽に「母」というポジションに腰を掛けるのがいいのかも知れません。
と、30数年「母」をやってきた、ダメ母の、言い逃れと、今必死で「母」をやっている人たちへの、「応援メッセージです」

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